| 不動産投資(1)〜発想を変えてみる〜 |
世界には色々面白いデータがあるようで、例えば、西洋の国ではなんと92% の人々は「自分が生まれた家から9マイルの範囲中で死を迎えている」そう です。9マイルというのは約15キロですね。 現在、これほどまでに交通手段が発達し、多様化し、車も電車もそして飛行 機も船をあるのに、ちょっとびっくりしますよね。92%の人間といいますと、 もうほとんどの人々を指すと思うのですが、我々人間は、意識的に行動範囲 を広げて動かない限り、限られた世界の中で生活をし、生涯を過ごすものな のかもしれません。 また、こんなデータもあります。不動産投資をする場合に、「ほとんどの人 が自宅から6マイル(つまり約10キロ弱)の範囲内で投資をしている」のだ そうです。 自分が住んでいるため、その地域に詳しい。これはメリットですよね。地元 なので、どこの通りがよいとか、環境面ではここが賃貸の需要が多いなど、 どういう人が賃貸するかなど、自分の毎日の生活を通して最新の情報が比較 的簡単に入って来ますので、自分の住む家の近くに不動産投資することは、 まんざら悪いことではありません。 全く知らない土地で、だれも知っている人がいない、まして言葉も通じない 場所だったら、特に不動産のような高額の買い物をする際には、やはり不安 がありますよね。恐いと感じる人もいるでしょう。 地元に住んでいれば、毎日の生活を通して情報が入手できる、という便利さ はそこにありますが、だからと言って「地元の不動産なら必ず投資リターン が得られる」というわけではありません。「大切なのは不動産投資をする際 に、必ずその地域の状況を入念に調べるということ」なのです。 また、もし不動産投資のリターンがあまり見込めない、また将来的にどうも リターンが拡大すると予想できない町や市、地域、地方、そして国などに皆 さんがお住まいの場合には…さて、どうしたらよいのでしょう。 それこそ、「さらに積極的に、意識的に自分の行動範囲を広げてゆく」とい う発想の切り替えが必要だと思います。 英国のビジネス誌、『ザ・エコノミスト』の3月28日号では、世界の不動産 の現状が特集されていました。『ザ・エコノミスト』が独自で調査した結果 ですが、調査した先進13ヶ国のうち、昨年2001年に不動産の価格が下がっ ているのは、何ヶ国あったと皆さんは思いますか? 世界的に経済の成長が鈍化している状況と言われていますが、実は不動産の 価格が下がっているのは、わずか日本とドイツだけだったようです。13ヶ国 のうち、日本とドイツを除く11ヶ国は日本とは逆のトレンド。不動産の価格 が上昇しています。特に上昇が著しかったのは、イギリス、フランス、スペ イン、そして隣の国オーストラリアだったようです。 世界的な経済鈍化。日本国内に居ると、まるで世界中の不動産や地価が一斉 に日本と同じように下がっているように思われる方もいるかもしれませんが、 実は、海外で不動産の価格が上昇している国の方が多いのです。 そしてニュージーランドですが、昨年後半から不動産価格の上昇が目立つよ うになってきました。この国には7年から8年の不動産のサイクルがあると昔 から言われており、昨年後半から上昇トレンドになっています。 同時に住宅ローンの金利は、過去40年で最も低い水準となっていることから 国内におけるニュージーランド人の不動産投資が活発になって来ています。 ニュージーランドの現在のトレンドは日本と異なっていますので、ニュージ ーランドの不動産を購入するのであれば、“頭を切り替えること”がとても 大切になってきます。 ちなみに日本も加盟しているOECD。16ヶ国のそれぞれの国の不動産の平均価 格を過去100年振り返ってみますと、OECDの平均は、7.8%複利で上昇してい るという結果も出ています。 他の国と比べれば比べるほど、ニュージーランドという国が、いかに不動産 投資環境として優れているかが分かります。 そのお話の続きは、また次回に。 |
| ※KIAORA MAILニュージーランド掲載 |
| 2002.07.01 |
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