知っていると得!/仕送り円送金



 
今回は皆さんがニュージーランドでの生活を始めた後で、もし日本の家族の方
が 日本からニュージーランドに仕送りする場合について、役立つ情報を1つ
お話します。 

●為替レ−トの違いを知っておきましょう

これからニュージーランドに渡り、現地で留学やワーキングホリデー、ロング
ステイなどを始め、生活の場が日本からニュージーランドに移ると、当然、毎
日使うお金も日本円からニュージーランド・ドルに変わることになります。そ
のため、まず日本円をニュージーランド・ドルに両替する必要がありますね。
『日本とニュージーランド、どちらの国で両替するかによってニュージーラン
ド・ ドルで受け取る時の手取り額が大きく異なってくる』ということは皆さ
ん“何となく”ご存じではないかと思います。

この“何となく”をはっきりさせると…、
○日本での「日本円/NZドル為替レート」   NZ$1 = \58.84(注1)
           
□NZでの「日本円/NZドル為替レート」    NZ$1 = \52.33(注2)
日本円を日本でニュージーランド・ドルの現金に両替してニュージーランドに
持って行く、という人は実際にはとても少ないと思いますが、ここでは両国の
為替レートの比較を簡単にするため、あえてこのレートを表示してみました。
これを見ていただくと分かるように、日本とニュージーランドの銀行でのレー
トの差はNZ$1につき、6.51円も違います。

例えば500,000円をもしニュージーランド・ドルに両替するとしたら、手取り
額の差はというと、
○NZ$1 = \58.84では:
500,000 ÷ 58.84 = 8,497.62  500,000円⇒NZ$8,497.62
□NZ$1 = \52.33では:
500,000 ÷ 52.33 = 9,554.75 500,000円⇒NZ$9,554.75 
その差は、NZ$1,057.13にもなります。
出所:
(注1)2001年6月8日時点での日本の東京三菱銀行為替レート参照
(注2)同日、ニュージーランドのBank of New Zealandの為替レート参照


●仕送りは円送金で

両国の為替レートの違いによるNZ$1,057.13という差額で何ができるか…とい
うと、まず、NZ$1,000あれば現地の英語学校に2〜3週間通えるだけの授業料に
なるでしょうし、またニュージーランドからオーストラリアやフィージーに遊
びに行くための旅行資金にもなります。また贅沢な生活をしなければ、現地の
生活費、数週間〜1ヶ月に相当するものになるのです。

ですから皆さんがニュージーランドでの生活を始めた後で、もし日本のご家族
が皆さん宛に仕送りするような場合でも、日本の銀行でニュージーランド・ド
ルに両替しないで『日本円のまま』送金した方が、ニュージーランドに住む皆
さんの手取り額が増えるということになります。
これが今話題の「円送金」(注:日本円のままニュージーランドに送金して、
現地についてからニュージーランドドルに交換すると、日本の銀行で両替する
よりも手取りが増えるお得な送金方法)」です。

但しこれは日本の銀行のサイドでは為替手数料収入がなくなる方法ですので、
どこの銀行も積極的ではありません。また海外送金は銀行や地域によって極端
に時間がかかったり、面倒な手続きが必要なところもあるようです。

これからワーキングホリデーでニュージーランドに行くという方から「トラベ
ラーズチェックと海外送金、どちらが得ですか?」という質問を受けることが
多いのですが、これは金額によっても変わってきます。
まず、
1)日本の銀行でトラベラーズチェック(旅行者用小切手)を作る際には、通
  常、手数料が1%かかります。
  (例:60万円分のトラベラーズチェックの場合、6000円の手数料)。
2)一方、日本から海外送金をする場合、銀行の送金手数料がかかります。
  これは銀行によって若干異なりますが、こちらは送金金額の大小に問わず、
  1件あたりの手数料は6500円程度が相場のようです。
3)さらにニュージーランドでは同じ1万円であっても、それが海外送金(電
  信)なのかトラベラーズチェックなのかによってニュージーランドドルへ
  交換する時の『為替レート』が異なってきます。 
  
一番有利レートは「電信」(海外送金)、次に「トラベラーズチェック」。そ
して一番不利なのが「現金」となります。
同じ金額でも、為替レートを知った上で、ちょっと送金方法を変えるだけで受
け取る額も変わってくるんですね。また、ニュージーランドは日本よりもどん
どんキャッシュレスの生活スタイルになっていますので、口座によっては自分
の口座に現金を預金するだけでも手数料を取られることがありますので、注意
してください。


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2001.06.23


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