| 知っていると得!/ニュージーランドの医療保険 |
今回はこれからニュージーランドに留学やワーキングホリデー、ロングステイ などで長期滞在を計画されている方へ、知っているとお得な現地情報を1つお 知らせします。 ●NZ留学・ワーキングホリデーでもやっぱり「海外旅行保険」? 皆さんが海外旅行に出かける時には、普通、出発前に海外旅行保険に加入しま すよね。旅行期間が1週間から10日ぐらいの観光旅行ですと、保険料は数千 円から1万円ちょっとぐらいが相場でしょうか? さてこれが留学やワーキングホリデー、ロングステイなどの長期の滞在になる とどうなるでしょう?期間が長くなるのでもちろん保険料もその分アップする ことになりますが、具体的にいくらぐらいになるか皆さんご存じですか? 日本にある保険会社はどこも似ていて、例えばニュージーランドに1年間滞在 する場合、保険料は100,000円〜150,000円ぐらいになるのが一般的なよう です。 ご存じようにニュージーランドは「航空運賃が他の国と比べて高い!」と良く 言われますよね。少しでも割安なチケットを探してニュージーランドに行こう と皆さんも考えると思いますが、実は1年間の海外旅行保険の保険料は、その ニュージーランド往復航空運賃と同じぐらいするんですよね。 確かに見知らぬ外国で思わぬ事故にあったり、病気にかかったら…という不安 もありますね。そのため保険に加入しておくというのは正しい選択でしょう。 「でも、保険料だけで100,000円以上も払えないよなあ。」という声も現実に はよく耳にします。「それじゃ現地の生活に慣れるまでの最初の3ヶ月間だけ でも保険に加入しておくか…。」と予算に合わせて柔軟に考える人(?)もい るようですが、3ヶ月経ったある日、急に病気にかかったり、何かでケガをし たり、ということが決して起こらないとも限りません。 皆さんでしたらどうしますか? それとなぜ保険料が100,000円以上もするのでしょうか?万一、死亡した時に は3000万円もの保険金が出るように設定されているからなのかもしれませんが、 ちょっと待ってください。それって病気やケガの治療のための「医療保険」と いうよりも、むしろ「生命保険」のような感じですよね。日本に居る時には生 命保険など全く無縁で加入していない人でも、いざ海外に出かける時には「死 亡した時には保険金が何千万円出る」というのがどれを選ぶかのポイントの1 つになっているような感じがします。 それともう1つ、日本の海外旅行保険は、行き先が世界中のどこの国であって も保険料が一律に設定されているのもおかしいと思いませんか。それぞれの国 には異なるカントリーリスクがあるはずなのに、一括りに「海外」「外国」と なっていて、しかも昔も今も相変わらず『海外は恐い所、外国は危ない所』と いう認識があるような。その上まるで生命保険のように保険料がかなり高く設 定されています。 保険に加入するのは正しい選択、でも現実には1年間など長期滞在になると、 保険料が高すぎて中途半端な期間だけしか保険に加入している人も少なくない 現状…。 ニュージーランドを留学先やワーキングホリデー、ロングステイ先に選ぶ大き な理由として、治安がよく、生活がしやすいところが人気になっています。そ の「ニュージーランドでの滞在期間中、ずっと保険でカバーできて、保険料も 支払える範囲の手ごろなもの」、というのが一番欲しい保険ということになり ますね。 ●ニュージーランド現地の医療保険に加入できる! 実はニュージーランドに皆さんも加入できる現地の医療保険があります。 これは海外からニュージーランドに留学やワーキングホリデーなど長期間滞在 する外国人を対象にした特別な医療保険で、保険料も現地通貨(=NZドル)で 設定されてあり、世界中からの留学生などが加入できるようになっているため、 日本の保険料とくらべるとだいたい1/3ぐらいの料金になっています。 引受保険会社はアメリカンホーム保険会社(American Home Assurance Company)。日本でもすでにおなじみの会社かもしれません。あのAIG(注*) (=American International Group)の傘下に入っている会社で、ニュージーラ ンドではユニケア(Uni-Care Educational Travel Insurance)という会社が その窓口になっています。 日本の海外旅行保険と大きく違う点は、やはりニュージーランドの現地の生活 に密着している保険であること。生命保険ではありません。実際にニュージー ランドで皆さんが外国人として長期滞在していく上で遭遇するかもしれない思 わぬ事故やハプニングなどに対して、より具体的にカバーされている保険と言 えると思います。 例を挙げますと、「語学学校などへ授業料を支払った後に万一、学校が閉鎖に なったり、学校がなくなってしまった場合でも、授業料は保険でカバーされる」 とか「銀行が倒産してもし預金が封鎖した場合でも保険がカバーしている」と か、「誘拐事件に巻き込まれて身代金を請求されるような特別な事態でも、身 代金は保険でカバーできる(但しオプション)」等など。パッケージツアーで ニュージーランドに訪れる場合とは異なるリスクが長期滞在する上でやはり出 て来ますので、それらをカバーしている保険という感じです。 ニュージーランド滞在中に、もし日本の家族に不幸があって日本に一時帰国し なければならない場合でも、またNZの学校に戻って授業に復帰する場合の費用 は、保険でカバー出来たり、逆に不測の事態などで日本の家族がニュージーラ ンドに来るような場合にも、その家族の方の渡航費用(2名分)が保険の対象 になると行った具合です。「外国人がニュージーランドに長期滞在する場合の リスク」をよく考えて作られた保険ですね。もちろん通常の医療関連は、 NZ$5,000,000(=約2億5000円)まで補償されています。 ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在する日本人の多くはお隣りのオ ーストラリアやフィジーなど近くの南大平洋諸国の国々に旅行するケースも多 いので、その方面への旅行もこの保険の対象になっています。 留学やワーキングホリデー、ロングステイは通常の観光旅行ではないはず。目 的も違うのでトラブルの種類も異なるっことも考えられますよね。もしニュー ジーランドでの滞在が長期になるなら、現地の生活のニーズに合った保険に割 安で加入するというのも賢い選択だと考えます。 *注: AIGは世界最大の保険会社の1つで、現在130ヶ国で活動。格付けはムーディー ズ、S&Pいずれも最高の「トリプルA (AAA)」となっています。日本ではAIU保 険、アメリカンホームダイレクト、アリコ・ジャパン、ジェイアイ傷害火災保 険などがその傘下になっています。 |
| ※KIAORA MAILニュージーランド掲載 |
| 2001.05.29 |
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