| 長期労働ビザについて |
『ニュージーランドで仕事をしてみたい!』 『将来、ニュージーランドに住みたい!』 キオラメールの読者の中にも、そう考えている方が少なくないようです。 最近キオラメール編集部にも、ビザについての問い合わせが増えています。 今回はその中でもユニークな《長期労働ビザ》についてお話します。 ●《長期労働ビザ》他のビザとどこが違うの? 『ニュージーランドで仕事がしたい!』 その夢を叶えるためには、「労働ビザ」の取得をサポートしてくれる雇用主の 存在が不可欠となります。つまり現地企業などに採用されることが必要です。 そして現地の会社に採用されるためには、英語の環境で仕事ができるだけの英 会話力はもちろんのこと、ニュージーランド人には負けない、特別のスキルを 持っていなければ、なかなか採用されることはむずかしいですよね。 『ニュージーランドに住みたい!』 こちらはどうでしょう。住むためには「永住権」を取得することになります。 一般によく知られている「ポイント制(=一般技能カテゴリー)」では、最終 学歴、職務経験、資金、年齢など、いろいろな項目で審査され、充分な得点を 獲得することはもちろんのこと、その上、難しい英語力のテスト(ILETS)に も合格しなければなりません。 一方「投資家カテゴリー」で永住権を取得するには、最低でも100万ニュージ ーランドドル(=約5500万円)の資金が必要となります。また、これは年齢 や職務経験によっても合格レベルに達するための投資必要額が異なり、年齢 が高いため、数億円必要、ということもあるわけです。 以上のように考えますと『ニュージーランドで仕事がしたい、ニュージーラン ドで住みたい』という夢を実現するためには、2つの大きなハードルがあると 言えますよね。つまり、〈英語力の壁〉と〈投資額の壁〉です。 《長期労働ビザ》が他のビザとどこが違うのか?それは、この2つの壁がない わけです。 もう少し詳しくご説明しましょう。 ●《長期労働ビザ》 これは昨年3月末の移民法改正で誕生した最も新しいビザで「ニュージーラン ドで自ずから事業を起こし、ビジネスを始めよう」と考える積極的な起業家を 対象にしています。その上、「その事業がニュージーランド経済にとって有益 であると認められた場合には、永住権にも切り替えが可能」という特別なビザ です。 もちろんビジネスを始めるためには、ある程度の自己資金も必要ですし、銀行 などからの融資を必要とすることもあるでしょう。また、ニュージーランドで 実際に生活したり、ビジネスをしていくには、英語がまるで話せないというの では、不自由を感じることもあるとは思いますが、但し、〈英語力〉や〈投資 額〉はビザ発給の最低必要条件ではありません。 ●長期労働ビザ発給の実体 「ユニークなアイディアでビジネスを起こし、それが軌道に乗れば、永住権も もらえる」、簡単に言えば、そういうことなのですが、逆にそのビジネスのア イディアがいかに実現可能でニュージーランド経済にとっても有益か、それを ビジネスプランとして提出して説得しなければなりません。(このビジネスプ ランの内容しだいでビザの発給が決定されるわけです。) 昨年から日本人も何人かこの長期労働ビザにチャレンジしているようですが、 発給にいたるまでには難しいようで、まだ日本人では1人しか合格者が出てい ないと聞きます。 まだまだ日本では海外でも通用する起業家が少ないのでしょか? 「ニュージーランドでこんなビジネスをしてみたい!」そう考えている前向き な方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか? 但し、ビジネスプランを練り上げて、説得する(もちろん英語です)のには、 専門家のアドバイスが必要かもしれませんね。 |
| ※KIAORA MAILニュージーランド掲載 |
| 2000.02.15 |
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