| どうして今、ニュージーランドへの投資なのか(2) |
前回は投資やビジネスをする上で、現在ニュージーランドが世界でも最も魅力 のある国の1つになっていることをお話しましたが、では、ニュージーランド への投資、そして実際にビジネスを展開する上で、アドバンテ−ジと成り得る 良い条件とは何なのでしょうか。 それには以下が挙げられると思います。 1)インフレ率が低く、物価が安定しています。 2)財政の管理が良くなされています。 3)税制が改正されたため、ビジネスがとても行いやすくなりました。 4)きわめて規制がすくない環境です。 5)公的組織の民営化も活発に行われています。 6)輸出補助金は廃止、輸入関税も引き下げられて貿易も自由化されています。 7)労使関係も安定しています。 特にニュージーランドが他の国と大きく異なる点は、この国の経済成長や輸出 の伸びを支えている産業が、いずれも国内で原材料が調達できる「Home Gro wn」とも言える、いわばこの国のオリジナル製品や独自の技術がベースになっ ていること。だからこそ、国際競争力があるのです。 安い人件費や外国企業に対する優遇税制の結果として、外国企業が自社ブラン ドの生産基地として国を選び、海外から原材料を持ち込んで生産するといった 「Rented Industry」がその国の経済を支えているのと大きく異なるわけです。 一例を挙げましょう。「タイガーエコノミーズ」、とりわけ東南アジア各国の 経済成長にはめざましいものがありました。しかし外国企業の参入によりその 国の経済が豊かになると、人々の賃金も上昇してくるため、外国企業はさらな るコストダウンを実現しようと、もっと安い人件費を提供してくれる国へと移 動し始めます。そのためかれらのブランドやマーケティングには全くと言って いいほど、その国で生産している理由やその国のアイデンティティーが反映さ れません。 これが東南アジアの国々が直面している問題となっていると思います。 ニュージーランドはこうした「Rented Industry」ではなく、「Home Grown」 の産業が自国の経済成長を支えています。また財政政策で民間の企業活動が歪 められることもなく、はげしい差別や賄賂、汚職が少ないのも特長です。 なお税制はあくまでもフェアですが、日本などとくらべると法人税が低いのも、 この国の魅力でしょう。 |
| ※KIAORA MAILニュージーランド掲載 |
| 1999.07.15 |
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