テレビとビデオのお話



 
今回は読者の方からのリクエストにお答えして、ニュージーランドのテレビと
ビデオ事情についてのお話を少ししたいと思います。

●テレビ

現在オークランドで観ることのできるチャンネル数は4つ、他に有料のケーブル、
衛星放送が10以上あります。チャンネル1はニュースや趣味、スポーツの番組が
多く、2は人気ドラマが多く、3、4チャンネルではドラマ、娯楽、映画といった
内容です。有料のSKY-TVはスポーツ、ニュース、映画とそれぞれのチャンネル
が充実していて人気も高いようです。

ニュージーランドらしいと思わせるのは、ガーデニングやインテリアのアイデ
アを紹介した番組が多いことです。スポーツ番組もとても充実しており、ラグ
ビーのビッグゲーム(主にオールブラックスが出る国際試合)がある週末など
は、特番があれこれ組まれて試合の模様はこれでもかというくらい何度も放映
されます。だから、場所を替えながら(自宅やパブなど)何度も盛り上がれる
わけですね。人気アニメのポケモンも月〜金の午後4時から放映されています。

今でこそ24時間放送も珍しくありませんが、10年ひと昔(たった10年前ともい
える)の話になりますが、チャンネルは2つだけ、そのうちのひとつは午後の数
時間だけ古い映画を放映していました。もう一方のチャンネルも午後11時30分
になると、パジャマを着たキーウイがベッドに入るアニメーションが出てきて、
放送終了。コマーシャルもやたらと商品名と金額を連呼するものが多くて、当
時のオーストラリアと比較しても随分と遅れているなあと感じたものでした。
今では流行りのCGを酷使したCMも日本同様に年々増えていくようですが。

プログラム全般にいえる特徴としては、自国で制作された番組が少ないことで
す。番組制作コストが高くつくために、英国、アメリカ、オーストラリア等の
番組放映権を買った方がいいのでしょう。よって、ある意味では世界中の番組
が観れて、とてもおもしろいといえます。語学学習に最適といえるかもしれま
せんね。
また、ニュージーランドでTVを観ていて最初に驚くことはまず、CMの時間の長
さだと思います。1分以上のものがざらにあります。これだけ長ければストーリ
ー性のあるものが数多く作れますので、ついついじっくり観てしまったりしま
す。
もしかしたら、ニュージーランドでの楽しみのひとつになるかもしれませんよ。

印象に残っているコマーシャルは?という質問をオークランドに在住、または
滞在中の日本人に聞いてみたところ、誰もが口にしたのは、Land Transport
Safetyの安全運転を呼び掛けるCMでした。事故の恐ろしさをここまでリアルに
再現したものはこれまでも観たことがないほどです。シリーズ化されているよ
うなので、ニュージーランド滞在中に気をつけて観てみてください。恐いです。
ほんとに。
特にオークランドは増々車が多くなり、それに伴い事故も増え続けていますの
で、このCMを見る度に、運転に気をつけよう、と私などは思ってしまいます。
(日本でもこれくらい事故の恐さを伝えるCMがあってもいいと思うのですが、
きっとクレームも殺到するかもしれませんね。)
他には、TelecomのCMは電話会社でありながら、いつもメインキャラクターに
動物を起用したほのぼのとした内容のものを観せてくれます。


●ビデオ

レンタル・ビデオショップは小さな街でも一軒は目にします。
店にもよりますが、レンタル料は新作で$7、リリース後1年以内のもので$4.
50、それ以外は$2〜3.50といったところです。
また、多くのレンタルビデオショップではビデオデッキもレンタルできます。

セルビデオも日本よりは売れ行きがいいようで、ブックショップなどのビデオ
コーナーのスペースも年々広くなっているようです。
今一番売れているビデオは?という質問に店員が差し出したものは、1995年の
アメリカズカップのベストシーンを集めたビデオでした…。(本当か?)
価格は新作が$39.95っていうのが多く、月日が経つほどに下がっていきます。
人気のないものに関しては定期的に大安売り?されます。
昨年、世界的に大ヒットした映画、Independennce Dayは先日スーパーで$4.95
で売られていました。先の1995年のアメリカズカップのベストシーンを集めた
ビデオは$39.95のまま。(店員の話は本当かもしれない)ニュージーランドの
スキッパーであり、ヒーローでもあるSir Peter Blakeのビデオも売れているそ
うです。

最近ニュージーランドで発売されているビデオデッキの中にははNTSC方式にも
対応したものが多くなっています。これは、日本製のゲーム機を使用する人が
いるためです。これらでは、日本で録画してもらったものを観ることができる
ので、我々日本人が購入する場合はこちらですね。
価格は現在の為替レートを考えても日本よりは若干高めです。
<参考:日本とNZでは放送方式が異なります。PAL方式(ニュージーランド、オ
 ーストラリアなど)NTSC方式(日本、USAなど)>


日本でマルチシステム対応のビデオデッキを購入すれば、もちろんニュージー
ランドのビデオを観ることは出来ます。余談ですが、ある私の知人はニュージ
ーランド滞在中に欠かさず観ていたという連続ドラマ「Shortland Street」を
日本でも観る為にこれを購入、録画したビデオを月に一度現地から送ってもら
っています。

世界でも有数のテレビ先進国?の日本と比べるも良し、どっぷりとキーウイド
ラマにはまってみるのもおもしろいかも。

ニュージーランドのTV情報サイト
http://www.tvnz.co.nz/


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2000.02.15


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