食文化を楽しもう!



 
移民の国ニュージーランドの中でも特にオークランドには様々な人種が集まっ
ています。当然ヨーロッパからの移民が多く、観光客以外はアメリカ人が極端
に少ないのも特徴です。隣国のオーストラリアや南太平洋諸国の島々(フィジ
ー、トンガ、サモア)からの移住者も北島を中心に多く住んでいます。アジア
では中国人が多く、韓国人は一時期の自国の経済不況により、多くの人達が帰
国を余儀なくされましたが、昨年後半くらいから再びオークランドを中心に移
住者の増加がみられます。

そんなオークランドでの楽しみのひとつとして食文化を挙げることが出来ます。
イタリアン、フレンチ、メキシカン、チャイニーズ、最近日本でも人気のある
タイ、インドなどのエスニック料理なども日本人向けにアレンジされた味では
なく、本場の味が楽しめ、その上テイクアウエイから高級レストランまでプラ
イスゾーンに幅があっていうことなしです。もちろん日本食も一時期のブーム
が去った今でもヘルシーフードとして地元の人にも人気があります。

ニュージーランドの代表的な料理は何ですか?何がおいしいですか?という質
問をよく受けるのですが、一般に知られていて日本に比べてかなり安くおいし
く食べられるものはラム肉でしょう。ラム肉は臭みがあって好まれないとはよ
く聞くことですが、それらはマトンをさしている場合が多く、生後1年以内の
子羊の肉=ラムは臭みも無く、美味しいですよ。また、ミントソースをつける
とさっぱりとしたあと味で格別です。

そして、庶民の味で忘れてはならないものが、みんな大好き?『フィッシュ&
チップス』。白身魚フリッターとポテトフライなのですが、これが店によって
驚くほど味が違うので、いろんな所で食べてみて欲しいですね。魚は地域によ
って使われる魚が違いますが、オークランドではタラキヒという近郊で捕れる
魚が鯛と共に人気があります。芋が主食とまでいわれるニュージーランド人で
すが、レストランで一品料理を注文したら、添えてあるあまりのチップス(ポ
テトフライ)の多さに驚かれることもあるかと思います。

先住者マオリの伝統的な料理『ハンギ』、土に穴を掘って葉や布で主に各種芋
や野菜、魚などを包みその上で木を燃し(キャンプファイヤーみたいに?)土
中のものを蒸し焼きにして食べるのですが、今では北島のロトルアでマオリシ
ョーを観ながらのハンギディナーというのが観光客には有名ですね。マオリの
人が主催するパーティーでは必ずといってもいいほどこの『ハンギ』は登場し
ます。私も知人の結婚式で初めて食べたことを覚えています。
味の方は正直、素材の善し悪しに左右されるのではないでしょか。

日本人が好きな中華料理ですが、四川、広東、様々な本場の味が選べるので、
お試しください。個人的に酢豚(Sweet and Sour Pork)は日本の中華?の方が
好きですが、一般にボリュームがあって安いですよ。チャイニーズ・テイクア
ウエイで焼飯や春巻きなどを注文したら一度試していただきたいのがパイナッ
プル・フリッター。皆さんの「え〜っ?」という声が聞こえてきそうですが、
私も最初メニューを見てそう思いましたので当然の反応です。シナモン&シュ
ガーをたっぷりつけて食べるデザートとして勇気を持って?挑戦してみてくだ
さい。

どこの国でも若者に人気のハンバーガーですが、『M』や『BK』では味わえな
い昔ながらの味も是非食べてみてください。顎が外れるのではないかと思うく
らい大きな口をあけて食べるハンバーガーを。その中には日本では馴染みの少
ない野菜(日本では珍野菜として紹介されていたりしますが)ビーツ(赤かぶ)
の甘酢漬けが入っているのが一般的なハンバーガーです。このビーツはサラダ
などにも使われ、ロシア料理のボルシチには欠かせない野菜だそうです。
『M』や『BK』を食べていて、何か物足らない気がしてくるかもしれませんよ。
只、食後は口の中が真っ赤になりますので…、ご注意。

[お薦めハンバーガーSHOP]
BURGER FUEL
Burger Fuel はNZの流行発信地PONSONBYとTAKAPUNAにあるハンバーガーショッ
プ。オークランドの若者の間では有名なお店で、昼過ぎから夜中まで常にお客
でいっぱいです。おすすめは‘Ford Freakout’ベーコンとアボガド、ビーフ、
野菜、特製ソースのコンビネーションが絶品!しかも満足ボリューム。
また、シナモンとナッツが入った自家製アイスクリームの独特な味は他にはな
いここだけの味として人気があります。


まだまだ書き足りない…、美味しいものがいっぱいニュージーランドにはあり
ます。
ニュージーランドに来たら、移民の国ならではの食文化を是非、楽しんでみて
ください。


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2000.04.15


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