プロポリスとビーベナム



 
●ニュージーランド産プロポリス

[プロポリスとは]

樹種の中にはヤナギ、カバ、ポプラなどのように抗菌性の樹液を分泌する木が
あります。これは外部からの感染により、自分の身を保護するために分泌させ
るわけですが、蜂はこれらの抗菌性の高い樹液を集めて自分達の唾液と混ぜて
内部に広げ、外部からの細菌の侵入を食い止めようとします。プロポリスとは、
この巣箱に塗り付けられる物質をいいます。

このプロポリスは日本でもようやく広まってきましたが、別名「自然界の抗生
物質」ともいわれ、古代ギリシャ時代から民間薬として使われてきたといわれ
ています。
日本でのプロポリスの歴史は未だ浅く、ただその効果については様々なところ
で紹介されていますが、その中でも殺菌効果や体質改善、健康維持などに効き
目があるのは、フラボノイドが豊富に含まれているからだとされています。
プロポリスを生産する国は世界中にも幾つかありますが、ニュージーランド産
プロポリスの最大の特徴は、このフラボノイドを多く含んでいることです。
具体的な数値で言うと、日本国内で最高級とされているブラジル産に含まれて
いるフラボノイドは50%、通常のものでは5〜10%となっており、ニュージー
ランド産では何と70%も含まれています。

日本ではとかく国別のランキングを色々なものにつけたがる傾向があるようで、
プロポリスについても「それではどこの国のプロポリスが1番優れているの?」
という質問をたびたび聞きますが、実際にはすべてに良く効くプロポリスとい
うのはありません。世界各国で生産されているプロポリスの成分はそれぞれに
異なっており、その成分割合によって利き目が異なっているのが現状です。
ニュージーランド産に関して言うと、体質改善、健康維持などに利き目がある、
フラボノイドの割合が他の国のプロポリスよりも多いというわけです。

日本で購入すると高価なプロポリスですが、ニュージーランドでは一般に広く
普及していることも手伝って、スーパーマーケット等でとてもリーズナブルな
値段で買えます。そのため、お土産にプロポリスを買っていく旅行者も多くな
ってきました。よく見かけるのは錠剤や液状タイプのものですが、ちょっと変
わったところではハミガキにしたものもあります。


●ビーベナム

ビーベナムとは「蜂の毒」という意味で、リューマチや関節炎に優れた効果が
あると言われています。
ヨーロッパでは昔からわざと局部をみつばちに刺させて、その毒で関節炎など
の痛みを取るという治療法、「ビーベナム・トリートメント」が有名ですが、
これは多くのみつばちに局部を刺してもらうという治療のため、痛みをともな
うだけでなく、大変お金がかかり(注:みつばちは一度刺すと死んでしまいま
す)、皇室や貴族など、西洋でも一部のお金持ちしか出来ない特殊な治療法で
したが、最近ニュージーランドでは、みつばちを殺さないで、毒を産出すると
いう画期的な技術が確立され、世界中で話題になっています。
ハチミツに混ぜた飲みやすい製品はすでにアメリカでは大ブームを呼び、生産
が間に合わないほどの売れ行きのようです。




  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2000.04.01


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