ニュージーランドのリンゴの話



 
●ニュージーランドのリンゴの話

ニュージーランドを代表する果物としてまず思い浮かべるのは、何といっても
キーウィフルーツですが、皆さんはニュージーランド産のリンゴを食べたこと
があるでしょうか?今回はリンゴのお話です。

ニュージーランドのリンゴは現在、世界各国に輸出されていますが、ちなみに
日本に初めてニュージーランド産のリンゴが登場したのは1994年のことでし
た。日本では全く知られていないことなのですが、この1994年以来、過去4
年間連続でニュージーランドのリンゴ輸出業界は世界ランキング1位に輝いて
います。

これは貿易専門の業界誌、ワールド・アップル・レポート(World Apple
Report)が毎年発表しているもので、1998年度は世界25カ国のリンゴ生産
国が評価の対象に選ばれました。

ランキングは以下の4つの項目別に発表され、過去4年間総合でナンバーワン
になっているのが、ニュージーランドというわけです。

[ランキング項目]
◯リンゴ栽培現場の生産効率
◯財務状態と市場要因(品質管理などを含む)
◯インフラストラクチャー(梱包システムなどを含む)
◯マーケティング効率および流通システム

1998年度のランキング結果を詳しく見てみますと、「財務状態と市場要因」
ではニュージーランドが25カ国中、見事第1位。2位がベルギーでした。
「リンゴ栽培現場の生産効率」ではオーストリアに次いで第2位がニュージー
ランド。「インフラ」ではチリが第1位。ニュージーランドは2位。また総合
的な国際競争力としてはニュージーランドがナンバーワン。2位がチリという
結果でした。

ワールド・アップル・レポートが発表した現在の世界ランキングベスト10は
以下の通りとなっております。

  順 位   国   名
   1   ニュージーランド
   2   チリ、オーストリア
   4   アメリカ、オランダ
   6   日本
   7   アルゼンチン
   8   ベルギー
   9   フランス
  10   南アフリカ

出所:World Apple Report 1998


いかがでしょうか。
これはあくまでも「リンゴ業界」のランキングでリンゴのおいしさと必ずしも
イコールではありませんが、業界そのものが世界のリーダーシップをとってい
るため、そこで生産された製品がおのずとグローバル・スタンダード(世界基準)
になるということはよくあることです。ということは今後ニュージーランドの
リンゴ業界が世界をリードしていけば、ニュージーランドのリンゴがグローバ
ル・スタンダードになってくるかも...。

今後、もしスーパーでニュージーランド産のリンゴを見つけたら、「世界の味」
をぜひ試してみてください。


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  1999.09.04


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