世界ナンバーワンは、オールブラックスだけじゃない



 
 皆さんもよくご存じの通り、ニュージーランドはラグビー王国。

 今年6月にはオールブラックスが、北半球の雄、前回ワールドカップ覇者で
 あるイングランドを敗り、世界ランキングトップの座に就きました。(2002
 年以来2年振り)

 国代表チームとしてオールブラックスの動向は簡単に知ることができるので
 すが、意外と知らないのがオールブラックス以外の代表チームのこと。とい
 うわけで、今年も各チームが素晴らしい成績を残していますので少しご紹介
 したいと思います。

 世界のトップを走るのは、実はオールブラックスだけではありません。 

 ○ニュージーランド マオリ
 マオリの血をひく選手達だけで構成されたチーム。現在のオールブラックス
 メンバーであるスペンサー、ミューズ、そして今はアイルランドで活躍して
 いるカレンもこのチームにいました。ちなみに有名な試合前のHAKAもオール
 ブラックスとは少し違います。
 カナダで開催された「チャーチヒルカップトーナメント」決勝の相手は、北
 半球の強豪イングランド選抜。後半残り1分で劇的な逆転勝利をものにして
 26対19で優勝。

 ○ブラックファーン
 この国では女子ラグビーももちろん盛んです。先日、中学生の試合を観る機
 会がありましたが、レベルの高さに驚いてしまいました。こちらもカナダで
 開催された「チャーチヒルカップトーナメント」決勝でイングランド代表を
 無得点に押さえて38対0で優勝。

 ○ニュージーランド コルツ
 「オールブラックス ジュニア」と呼ぶ人もいる21歳以下の選手で構成され
 たチーム。(ちなみに1984年までは23歳以下のチームがあり、正式にオール
 ブラックスジュニアと呼んでいた。)オールブラックスの卵、いや、すぐに
 でも活躍できそうな選手がいます。
 スコットランドで開催された「IRB-U21ラグビーワールドカップ」決勝で、
 アイルランドを47対19で敗って大会連覇を達成。

 ○ニュージーランド U19
 19歳以下の選手で構成されたチーム。
 南アフリカで開催されたIRBラグビー世界選手権決勝でフランスを34対11で
 敗り、優勝。

 ○セブンス
 7人制ラグビーでは、スタミナ、スピード、個人技が不可欠。過去にはここ
 で活躍した数多くのBKプレーヤーが、その後オールブラックスに選ばれまし
 た。インターナショナル セブンス選手権5度目の優勝。世界ランキングトッ
 プはニュージーランド、そしてイングランド、アルゼンチンと続きます。 

 さすがは「ラグビーの国」です。
 U19の選手の中から将来のオールブラックスを探し出す楽しみもありそうで
 すね。只、13歳以下のキッズプレーヤーの数は減少しているそうで、ラグビ
 ー協会ではオールブラックスの選手を小学校に派遣したりTVのCMに登場させ
 たりと「将来のオールブラックス」育成に向けたキャンペーンを行っていま
 す。

 次回は南半球の最強国を決めるトーナメント「トライネーション」を終えて
 一息ついた今年のオールブラックスについて振り返り、「ああだ、こうだ」
 とお話ししたいと思います。
 ラグビーファンの皆さんはお楽しみに。



  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2004.08.25


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