バックパッカーの旅



 
 ニュージーランドは、ありのままの自然に触れることができ、安全な旅がで
 きることから、バックパック旅行者にも人気の高い国です。世界各国から訪
 れるバックパッカーの数は年間20万人以上といわれています。
 
 基本的な旅のスタイルとして、宿泊はその名もバックパッカーズと呼ばれる
 格安な宿を利用し、移動手段はバスを使うのが一般的です。
 これまではイギリス本国やカナダ、ヨーロッパの学生が学校の長期休暇を利
 用してニュージーランドを旅して廻るというパターンが多かったのですが、
 近年は日本を含めたアジアからのバックパッカーの数も増えていると聞きま
 す。
 バックパッカーの多くはアクティブで、旅のプランも型に捕われず自由です。
 アウトドアを楽しみたい方にとっては「これぞアウトドア王国」と声を大に
 していえるほど様々な自然を相手にしたアクティビティーを満喫できること
 が出来ますし、ゆったりとした風景を楽しみながらのトランピングも素晴ら
 しい時間が過ごせます。ニュージーランドの自然を楽しむ旅のプラン作りに
 困ることはなさそうですね。それに自分の趣味を活かした「是非ニュージー
 ランドでやってみたいこと」をプラスすることで、向かう地域もおのずと決
 まってくることでしょう。
 
 バックパッカーの旅は一部の若者向けの旅のスタイルだと思う年配の方も多
 いと思いますが、実は結構年配の方がリピーターとなっているようです。
 (実はキオラメール読者の方にもいらっしゃって、楽しいお話を毎回聞かせ
 て頂いてます。)旅の前半はバックパッカーズ、後半はモーテルやホテルで
 滞在するというスタイルもいいかもしれませんね。
 
 さて、このバックパッカーズですが、いつも利用している方の声を聞きます
 と、最大の魅力は「世界各国から集まる旅行者と出逢え、交流できること」
 といいます。(ホテルを利用していると確かにチャンスは少ないですよね)
 旅の情報を交換したり、それぞれの母国について語り合ったり、楽しい時間
 が過ごせそうです。

 部屋は通常、シングル、ダブル、シェア(4人部屋)、ドミトリー(5〜8人
 部屋)とあり、料金は平均1泊NZ$15〜40です。キッチン、シャワー、トイレ、
 洗濯場などが共同利用施設となり、タオル、洗面用具、食料品、寝袋などは
 各自で持参します。(ブランケットの貸し出しをしているところもあります)
 格安宿泊施設としては他にYHAもありますが、バックパッカーズは会員制で
 ないこと(テレフォンカード付きの会員証を発行しているが無くてもOK)、
 家族経営がほとんどなので、オーナーの個性がはっきりと表れていることが
 大きな違いとなります。

 ニュージーランドにはバックパッカーズを束ねる3つの協会がありますが、
 その中でも最大の加盟数を誇るのが、BBH(バジェット・バックパッカー・
 ホステルズ)です。ここが発行しているガイドブックには200軒以上の宿の
 情報が載っており、バックパッカーの旅をする上での必携アイテムといえま
 す。またこの本には、年に1度行なう宿の快適指数アンケートの結果が掲載
 されています。ちなみに2003年度版の最高指数は98%、最低は44%で、
 平均は77%となっています。しかしパーセンテージの低い宿であっても、
 気のいいオーナーがいたり、楽しい出会いがあったりするので、一応の目安
 として考えた方がいいでしょう。ガイドブックは、全国のビジターインフォ
 メーションセンターで入手できます。

 移動には、インターシティやニューマンズなどの大手のバス会社なら、定期
 長距離バスが毎日運行していますし全国を網羅しています。その上、バック
 パッカー向けにお得なパスなども用意されているので是非活用されることを
 おすすめします。

 パックツアーの旅行も利点はあるのですが、時には明日の予定、行き先を地
 図を見ながらあれこれ考え、バックパックを背負って気ままな旅をすること
 もいいと思いませんか。

 旅は自分自身を成長させてくれるもの。
 バックパッカーの旅。この夏のキオラのおすすめです!

  Budget Backpacker Hostels (BBH) New Zealand
  http://www.backpack.co.nz


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2003.12.30


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