2003年 オールブラックス



 
 長い間お休みしていたので、何から書いていいのか正直悩んでしまうが、ラ
 グビーの話題には事欠かないニュージーランド。今回はその中でもちょっと
 気になるオールブラックスの話題をどうぞ。
 この冬、ニュージーランドに来る方は、これらの話をさりげなく話題にすれ
 ば、きっと話が弾むはず?


 ●オールブラックスは世界第2位

 信頼性の高い順位評価で知られている「Zurich世界ラグビーランキング」に
 よると、オールブラックスは世界第2位。世界の頂点に立つのは、先頃終了
 した北半球6ヶ国対抗ラグビートーナメントにおいて全勝優勝したイングラ
 ンドである。
 ニュージーランド人にとってこの事実は、6月14日にウエリントンで行われ
 た対イングランド戦でオールブラックスが負ける(13対15)までは“認めた
 くなかったこと”だったに違いない。しかし、昨年末、そして今回と直接対
 決して連敗したため、この事実は認めるしかないのだ。(悔しいけど…)
 世界のラグビー・トップ10は以下の通り。(2003年6月1日現在)
  1位. イングランド
  2位. ニュージーランド
  3位. オーストラリア
  4位. フランス
  5位. 南アフリカ
  6位. アイルランド
  7位. スコットランド
  8位. アルゼンチン
  9位. ウエールズ
 10位. サモア
 [Zurich World Rankings]
  http://www.planet-rugby.com/Zurich/index.shtml

 ちなみに日本は15位。「日本ラグビーは弱い」と思っている方が多いと思う
 が、評価対象国世界89ヶ国の代表チームの中から15位である。もっと下位に
 いると思っていた方が多いのではないだろうか。しかし、この15位から上記
 のトップ10に入るまでの実力差は随分あるのかもしれないが。


 ●オールブラックスのジャージーが変わった。

 前回の大幅な変更は、ニュージーランド・ラグビーウエアの代名詞として長
 年親しまれてきたカンタベリーオブニュージーランド社からアディダス社に
 契約が移行した1999年だった。
 デザインとしてはエリがぐっと小さくなり、新素材を使用したアディダス社
 の新ジャージーのデザインはファンの間でも賛否両論あったが、新素材の着
 用感が最高との評価を得ることができ、今ではこのポリエステル素材のジャ
 ージーは、国内だけでなく、日本をはじめ、各国で愛用され、ひとつのトレ
 ンドとなっている。

 さてさて今回の変更点だが、襟部分がジャージと一体化し、身体にぴったり
 とフィットした斬新なデザインは、これまでのラグビージャージーのイメー
 ジをまたひとつ変えたと言えるだろう。デザインだけでなく、強度も増した
 上に軽量化された新素材とあって、選手からのフィードバックも大変好評だ
 ったようだ。また身体にぴったりしているため、ジャージーを引っ張ったり
 されることも少なくなるなど、プレーをも変えてしまう可能性ありとのこと。

 世界のラグビーウエアをリードするのはニュージーランド、それもいいけど
 オールブラックスには世界最強の称号を取り戻してほしい。
 10月開催のラグビーワールドカップまで、その準備は着々と進んでいる、よ
 ね?ミッチェル監督!


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2003.06.20


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