| オールブラックスは本当に強いのか |
2001年、オールブラックスはどうだった? 本当にオールブラックスは強いのか? 今年の最終週、こんな内容の記事が新聞紙上を賑わしている。 ニュージーランド・ラグビー関係者のコメントを読んでいると、今のチーム は発展途上で、メンバーもこれから大きく替わる可能性もあることからコー チであるジョン・ミッチェルに期待がかかる…。どうも歯切れの悪いコメン トが多いようだ。 はっきりと言えることは、「勝ちパターン」がなかなか見つからない今のチ ーム力では、今年急速に力をつけている北半球勢上位チーム相手に、そう簡 単には勝たしてはもらえないだろうということ。今年の試合を見る限り、誰 もがそう感じることだろう。 それでも…、 2001年度、世界ラグビー・ランキング(official Zurich World Rankings)で、 オールブラックスは世界のトップに返り咲いた。僅差の2位には北半球の雄 イングランドが虎視眈々とトップの座を狙っている。そのイングランドだが、 11月17日に行われたルーマニアとのテストマッチで史上最多得点差となる 134対0で圧勝。格の違いを見せつけた。(過去の記録としては、1995年の第 3回ワールドカップでニュージーランドが日本を145対17で破ったときの128 点差。) オールブラックスが苦手とするフランスもランキングは5位ながらも前回ワ ールドカップ優勝のオーストラリアを敗ってしまった。(フランスがオース トラリアに勝ったのは8年振り) この10年間は南半球の3強豪であるオーストラリア、南アフリカ、そしてオ ールブラックスが世界のラグビーをリードしてきたが、いよいよ来年あたり から本格的に北半球勢チームの挑戦が始まりそうな気配だ。 世界中のラグビー・メディア、そしてファンが注目している南半球チーム対 北半球チームの戦い。 今季、オーストラリア、南アフリカを下したイングランドが実質上の世界一 という声が多い中、オールブラックスは世界ラグビーのトップの座を守るこ とができるのか。直接対決で負かすしかない。 答えが出る来年が本当に楽しみである。 |
| ※KIAORA MAILニュージーランド掲載 |
| 2001.12.30 |
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