ラグビーニュース



 
前回、編集後記で「“なぜラグビーは五輪種目にならないのか?”について、
御存知の方、教えて下さい。」と書いたところ、多くの方から情報をお寄せ
いただきました。ありがとうございました。
また、「キオラでラグビーの話題が最近無いので残念です。」というメールも
いただいています。

今日は久しぶりにラグビーの話題をお届けしたいと思います。


●ラグビーを五輪種目に!

まずは、お寄せいただいた『ラグビーと五輪』のお話。
私は知らなかったのですが、ラグビーは1924年のパリ大会までは正式競技とし
て行われていたそうですね。その後に無くなってしまい復活しなかったのはな
ぜか、当時参加国が3ヶ国しかなかったことやオリンピック全体の規模縮小を
考えている国際オリンピック委員会(IOC)の意向に反していたから(s.Hさん
からの情報)など理由はいろいろあったのでしょうが、今ならそんなことは考
えられないことですよね。
国際ラグビーボード(IRB)のバーノン・ピュー会長は、2008年五輪からラグ
ビーを正式競技として採用するようIOCに提案しているそうなので、是非復活
することを期待したいですね。もしも大阪で開催されるとしたら、「めちゃ、
サイコーやで!」って感じですか。
世界的にプロ化のすすむラグビーですが、五輪で正式種目に加えられたらどう
なるのでしょう?意外な国から思わぬ強豪が出てきたりして…。

[もう一つのオリンピック]
私がとても楽しみにしているのが、10月18日から12日間にわたりシドニーで開
催される『パラリンピック』。
障害者スポーツの祭典といわれる、この‘もうひとつのオリンピック’では、
今大会から正式種目としてセーリングと車いすラグビーが採用されたそうです。


●NPCが熱い!

国内リーグNPCも来週末にファイナルを迎えます。
4強として残ったのは、オークランド、カンタベリー、ウエリントン、そして
タラナキ。そして、先日行われたセミファイナルでウエリントンが昨年の覇者
オークランドを48対23で敗り、カンタベリーもタラナキに31対23で快勝してフ
ァイナルへ。
注目のカードはスター選手を多く抱える両チームの対戦となったオークランド
対ウエリントン。ウエリントンはNPCでの対オークランド戦績が、これまで15
戦中1勝14敗という相性の悪さをものともせず完勝。ウマガ、カレン、ロムの
強力バックスのプレーは相変わらず観ている者をワクワクさせます。このゲー
ムでは、カレンが45mのドロップゴールをいとも簡単に決めてくれました。
オークランドで唯一気を吐いたのが‘暴れん坊’カルロス・スペンサー。
ラグビーリーグ転向、英国プロリーグへの移籍など話題に挙がっていましたが、
彼にこの試合で見せたような正確なキックが備われば、オールブラックスへの
道は開けるのではないかと思います。センスはピカイチなので、この先がまだ
まだ楽しみな注目選手です。
ファイナルは、ウエリントンVSカンタベリー。
トライゲッター揃いのウエリントンもカンタベリー相手ではそう簡単に得点で
きないかもしれません。ゴールキックが勝敗を分ける展開になるようなら、カ
ンタベリー有利か!


●オールブラックスのFLが引退表明

これはニュージーランドラグビーファンにとっては残念なニュース。
スピード&フィットネスを最も重視した現在のオールブラックスのFW第3列
のスタイルを確立したスター選手、ジョシュ・クロンフェルド(29)が引退を
表明したようです。
オールブラックスのフランカーといえば、国民的英雄マイケル・ジョーンズで
すが、運動量の多さとスピードでは彼をも凌いでいたと思います。
オールブラックスのチャンスメーカーでもあり、地元チーム(オタゴ)のスタ
ープレーヤーだった彼が29歳の若さで引退を決意したのは、ラグビープロ化に
よる過酷なスケジュールで心身ともに疲れきったことが主な理由だと引退発表
会見で話したそうです。


●王者来日!

日本のラグビーファンにはたまらないニュースが飛び込んできました。
すでに御存じの方も多いと思いますが、なんと世界トップ2チームであるニュ
ージーランド代表‘オールブラックス’とオーストラリア代表‘ワラビーズ’
がこの秋、来日することになりました。

[ユニセフチャリティーマッチ試合日程]
10月28日(土)
オールブラックスvsパシフィック・バーバリアンズ〈東京・秩父宮〉
11月 3日(土)
ワラビーズvsプレジデントXV〈東京・秩父宮〉

昨年のW杯に続き、8月にはトライネーション(南半球3カ国対抗)でも優勝す
るなど世界ランキングトップを走るワラビーズとその後を追うオールブラック
スが同時期に観れるなんて夢のような話(大袈裟?)ですね。
オールブラックスの来日は、なんと13年振りだそうです。

日本でこんなチャンスは生きてる間にあるかどうか…、逃がしてはいけません!
ラグビー王国のプレーを堪能してくださいね。

「う〜ん、観たい!!!」


  ※KIAORA MAILニュージーランド掲載
  2000.10.15


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